本文へスキップ

交通事故弁護士コラム│交通事故特集

TEL. 03-5957-3650

〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目47番1号 庚申ビルディング601

交通事故弁護士コラムEWS&FAQ

交通事故事件についての弁護士雑感

交通事故の被害に遭った方に参考になる情報 随時更新

  • 保険会社との示談は通常は弁護士に依頼したほうが良い

 加害者が任意保険に加入していた場合,事故の処理が進んでいくと,保険会社が示談金の提示をしてきます。一般の方はいくらが適正な賠償額かはわからないのが普通でしょう。そうして,天下の大企業,有名な保険会社のいうことだから間違いはないだろう,よくわからないがこんなものかということで示談書にサインをしてしまう方が多くいらっしゃいます。
 ところが,保険会社の提示する賠償額は,仮に裁判をして認められる金額を基準とした計算と比べてかなり低額に設定されているのです。つまり,保険会社の考える適正賠償額と裁判所が考える適正賠償額には大きな差があるのです。
 弁護士は裁判所基準で請求をしていきますので,弁護士費用が多少かかったとしても,取れる賠償額自体が大きくなりますので,十分に元が取れることになるのが通常です(特に人身事故の場合)。
 不運にも交通事故に遭ってしまった際は,自分で保険会社と示談をする前に,必ず弁護士と相談することが大切です。
 依頼をすれば保険会社や相手方との交渉も任せられますし,交通事故に付随して生ずる様々な問題に対しても適切な助言を受けられます。
 雑事は弁護士に任せ,ご自身はケガの治療に専念していただきたいと思います。 

  • 任意保険不加入の加害者への賠償請求と加害者の自己破産

 加害者が任意保険に加入してくれていれば,賠償金の支払を受けられない心配はありません。

 ところが,世間の約3割の自動車は任意保険に加入していないという調査があります。加害者が任意保険に加入していない場合,自賠責保険で賄いきれない損害は,加害者本人に請求していくことになります。

 もっとも,任意保険に加入していない加害者ですから,収入や資産が乏しく,時には消費者金融からの借入があったりして,高額な賠償金の支払能力が不十分であることが多いです。加害者に収入や資産が見受けられない場合,被害者としても不本意ですが,毎月少額でも長期の分割払で支払をし続けてもらわざるをえないことがあります。

 逆に加害者側としますと,特に資産もなく,支払困難なほど高額な賠償責任がある場合に,法的に賠償責任を免れる方法には自己破産があります。自己破産とは,簡単に言えば,ある時点(破産開始決定時)にある一定額以上の財産を処分して債権者に配当に回す代わりに,その時点である借金を全て支払わなくて良いとする制度です。加害者が自己破産の申立をして裁判所から免責の許可を得れば,交通事故の賠償金の支払義務であっても,原則は返済不要となります。

 しかし,交通事故の態様によっては,賠償金が「非免責」の債権となる場合があります。この場合,自己破産が認められれば他の消費者金融等の支払義務はなくなりますが,交通事故の賠償金の支払義務はなくなりません。

 交通事故の賠償金が非免責とされるためには,具体的には,人身事故についての損害であり,事故について加害者に故意・重過失があることが必要です。交通事故が「故意」(わざとやった事故)ということは通常ありませんので,「重過失」の有無が問題となります。「重過失」の有無については自己破産手続の中で裁判所が判断してくれるわけではなく,自己破産の後に別途裁判にて決着をつける問題となり,被害者としてはここが一つのハードルとなるでしょう。

 いずれにしても,自己破産手続ではある時点の加害者の資産が開示され,資産があれば債権者(交通事故であれば被害者)に公平に配当がなされます。破産手続の過程で加害者がその時点で有していた一定額以上の財産が全て清算されるわけですから,破産を経た加害者には資産が残っていないはずです。交通事故の賠償金が非免責であると争い認められたとしても,破産で資産がなくなったことが公的に確認された加害者に対してさらに請求をしていくことは,状況によりますが,一般的にはなかなか困難な道です。

 池袋東口法律事務所では交通事故事件だけでなく,多数の破産事件も取り扱っていますので,加害者の自己破産する可能性の有無(自己破産をするといって結局しないポーズだけの加害者もいます)や免責の見込についても検討の上で対応を進めて参ります。ご相談の際に経験上のお話をさせて頂くことも可能です。

 こうして,交通事故の損害賠償請求は,加害者が任意保険に加入していない場合加害者の支払能力の問題が出てくるというお話でした。

 なお,被害者が自身で任意保険に加入していれば,ケガについては搭乗者傷害保険や人身傷害保険,車両損害については車両保険の支払が受けられます。人身事故となりますと数千万の損害があり得,自賠責保険で賄いきれない損害が生ずることがしばしばありますから,人身傷害保険に加入しておくと安心ですね。(搭乗者傷害保険だけでは補償が不十分でしょう。)ご加入の自動車保険をチェックしてみてください。車両保険については車一台分の値段が補償されるかどうかという問題に過ぎませんから,車両保険は保険料が高いですし,加入は好き好きだと思います。

池袋東口法律事務所

バナースペース

対応地域

池袋東口法律事務所

〒170-0013
東京都豊島区東池袋1丁目47番1号 庚申ビルディング601

TEL 03-5957-3650
FAX 03-5957-3653

[受付時間] 平日9:30-20:00
      土 9:30-17:00